これまでのお話

私のラ・ラ・ランド体験その

その

その

 

まだ火は悪魔の目のように見えました。

でも、

もう私を恐怖に陥れるような感じではありませんでした。

よく見るとまだ怖いものではあったけれど、

そばにいる人たちが、

見ているものは現実ではないと私に伝えてくれているようで、

かろうじてそこに飲み込まれず、

どこかで、「これは嘘なんだ」「そう見えているだけなんだ」

とも思っていました。

ただ気分が悪く、悪酔いしたような状態でした。

 

目をつぶって耐えていると、

何かが私に吹きかけられ、急に不快感が襲いました。

「いやっ、やめて」と怒ったのですが、

後で聞くと、それは魔よけとして、

アヤワスカのシャーマンが、煙を吹きかけてくれていたようでした。

 

しばらくぶつぶつ怒っていたように思うのですが、

あれ、と気が付いた時、

私がいた世界は、

現実の世界とはまるでかけ離れた中にいました。

 

 

 

 

 

私は、漂っていました。

 

とても心地よく、何も見えるものはありませんでした。

物質は何一つありませんでしたが、私がここにいることが分かりました。

そして、一人でないことも分かっていました。

誰かの気配がする。

でも、その誰かとの境界線はなく、どこまでが自分かは分かりませんでした。

 

平和で、

幸せで、

心配や悩みのすべてがまったくありませんでした。

考えるべきことも、しなければならないこともありませんでした。

途方もない幸せの中で、

とても自由で、満たされていました。

 

 

今までいた世界が左端にあるのをなんとなく感じました。

 

けれど、それは宇宙の何万光年も向こうにある、

宇宙ゴミのように感じました。

 

ああ、あそこ、いやだだったな

誰かを好きになるとか、

何かを頑張るとか、

もう、本当に面倒くさい。

もうあそこには戻りたくない。

それに比べたら、今はなんて幸せなんだろう。

ああ、幸せ。

自由で、なんの心配もなく、どこへでもいける。

面倒なことが何もない。

あそこには、戻りたくない。

これからずっとここにいたい。

 

目の端の宇宙ゴミの時代はようやく終わったとでもいうように、

私は、この意識だけの自分を満喫していました。

 

もう帰りたくない。

あんな小さくて、不自由なところには。

 

 

 

 

ところが、

こんな気持ちいい世界のどこかが、

なにやらうるさいのです。

 

どうもその宇宙ゴミから聞こえている気がします。

何かがギャンギャン、騒音を立てていました。

関わらないようにしたいのに、あまりにも騒がしく、

どんどん音が大きくなる。

何なの、

うるさい。静かにして。

 

そう思った瞬間

 

私は

その居心地のいい場所から

この世界の自分の身体へと戻ってきてしまったのです。

 

 

 

〈そのイ砲弔鼎〉

 

 

 

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