これまでの続き

私のラ・ラ・ランド体験その

私のラ・ラ・ランド体験その

 

深くタバコを吸った私は、

ぼんやりと中央の焚火を見ていました。

 

ただ、おかしいのです。

いつもの景色と何かが違うのです。

何かがおかしい。

私はその違和感を確かめたくなって、もっとよく見ようとしました。

 

 

火は高さを落として、

炭となって、静かに燻ぶっていました。

小さな赤い光があちらこちら無数に輝いている状態でした。

 

 

私が火の中の違和感をしっかりと見た時、

全ての火の光が、吊り上がった目となって、

私を見ているのがはっきりとわかりました。

 

思わず息を飲み、「うそだ」と思いました。

目をそらせない。

ゾッとするような恐怖でした。

 

ただ、何度見ても、無数の悪魔のような目が、ひとつ残らずこちらを見ているのです。

本当の世界はこうなのかと思うと、愕然として強烈なパニックに陥りました。

世界には私しかおらず、悪魔に捉えられる恐ろしさに飲み込まれていました。

目をぎゅっとつぶって、耐えようとしました。

それなのに、

こんな時に限って、急にお手洗いに行きたくなりました。

ここに集まるまでにお手洗いに行っておくように言われて、

私は来る前、ちゃんと行ったのに。

でも、きっと、この悪魔の目が去るまで、私はお手洗いを我慢できない。

どうしよう。

不安が不安を呼んで、パニック中の私は無意識に立ち上がり、

お手洗いに向かおうとしました。

 

円座から離れようとする私に気が付いて、

すぐにフォローする人が駆けつけてくれました。

どうしたの?どこにいきたいの?

お手洗いに行きたいといいたいのに、英語がうまく出てきません。

パニックになっていると、日本人のコンダクターが来てくれました。

「どうしたの?」

「火が! 悪魔が!」

「火が? …悪魔?」

「悪魔に見える!みんな見てる!私。 目が!」

その男性は私の身体を受け止め、座らせてくれました。

「ほんとに? 今、何言っているか分かってる?」

「…分かってる…」

そこで、私は急に、そうよね、おかしいよね、こんなこと

ありえないよねと急に思い、少し笑っていました。

私の周りには何人か、サポートに来てくれているようでした。

「どう? 見てみて? まだ見える?」

促されて、薄目を開ける私。

「…まだ見える…」

まだ、火はまだ悪魔の目に見えていました。

 

〈そのい紡海〉

 

 

 

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